日本の立体駐車場が狭い理由

日本にある立体駐車場は、一部を除いて5ナンバーが楽に入れるように作られています。これは日本の街づくりに起因しており、再開発されていない土地の多くは道路整備よりも先に家を建て、空いた場所に道路を作っていました。そのため道が狭くなり、立体駐車場だけでなく平置き駐車場も5ナンバー車が基準となっています。しかし、2010年前後から欧州メーカーのハッチバックや小型セダンなどが大型化し始め、ほとんどが3ナンバーとなりました。

日本メーカーも同様で、海外に展開する車種を中心に5ナンバーから3ナンバーにアップする車が増えています。中には日本仕様だけ全幅を抑えている車種もあります。3ナンバーは排気量や全長だけではありません。全幅が1701mm以上になると3ナンバーになってしまうのです。

しかし、全幅が1800mm程度なら無理なく立体駐車場に入れることができます。以前は狭く感じなかったものの、モデルチェンジで大型化したため入り口やスロープが狭く感じてしまいます。また、立体駐車場の建造にも問題があります。多くの車が駐車することを想定するため、建物は鉄筋コンクリートです。

木造や鉄筋のみと比べてコストが高く、大型車でも入れるよう空間や間口を大きくすると耐震性に問題が出てきてしまいます。耐震性を保つためにはより大きな柱や壁を作る必要があるため、余程土地が広くお金をかけられる企業でない限り、狭い基準のまま新しい駐車場が建つことになります。

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